空中戦・対決

孫悟空　対　ケンシロウ

（亀仙流　対　北斗神拳）

悟空は「舞空術」で自由に空中に浮遊し、

更に高速で移動します。

もう、ビュンビュン飛び回って、飛行艇？より速く移動します。



一方、ケンシロウは、１０メートル程の跳躍は描かれていますが、

（ラオウとの初対決時「死者の警告！の巻」、デビル・リバース戦時「死神は欺けないの巻」）

空中ホバリングしたり、任意に方向転換したりはできないようです。





これは、もう完全に悟空が有利な展開です。

ケンシロウの天破活殺や跳躍が（もしくは、そのふたつの距離の合計が）届かない距離を保ち、

カメハメ波を打ちまくればいいのです。



それだけ距離があれば、カメハメ波も当たりにくくなりますが、

反撃される恐れがないので、持久戦覚悟で攻撃すればよいのです。





しかし、悟空だけが、北斗神拳を知っているのはフェアではありません。

ケンシロウも悟空の戦い方を知っていなければ、公正ではありません。




設定としては、「互いに別の第三者との戦いを見ていた」という設定ではどうでしょう。





浮遊能力そのものは、

「北斗の拳」世界でも黒夜叉が空中を自由に浮遊します。



また、「ドラゴン・ボール」世界でも、サイヤ人や、異星や人造人間、魔物？など以外の

純粋な地球人、クリリン、ヤムチャ、さらにビーデルも「舞空術」で空を自由に飛んでいます。



両者を戦わせるなら世界観をも統一しなければいけません。

ビーデルが飛べるのに、ケンシロウが飛べないのは相当違和感があります。





そして、北斗神拳には、「水影心」があります。

「一度戦った相手の技は自分のモノにできる」という能力です。

しかし、直接は戦っていないのに、

ユダの遠隔で切りつける南斗紅鶴拳の技を使用したこともあります。

（「修羅道！忍棍妖破陣！！」の巻）

とすると、戦った相手ではなく、一度見た技なら、自分のモノにできる能力があるのではないでしょうか。

もちろん、基礎的な身体的、肉体的能力ポテンシャルをケンシロウが持っているとした上ですが。





舞空術をマスターするには、「気」を操ることが必須のようですが

（「其之四百二十八　ビーデルさんの舞空術」）

ケンシロウは闘気を扱えます。


しかも、ビーデルさんは、「気を操る」ことも、そもそも「気」の存在を知らなかったにもかかわらず、

たった一日で、浮遊することに成功しています。



ケンシロウが悟空の戦いを見て、それを真似ることは容易ではないでしょうか？

もちろん、悟空のようにビュンビュン高速で飛ぶことは短時間では無理でしょうが

（いや、ケンシロウなら可能かな？・・・）

跳躍にプラスして、天破活殺が届く距離まで移動するのは、さほど困難ではないのではないでしょうか。



悟空のカメハメ波を避けて、カメハメ波が地面に命中した噴煙にまぎれてジャンプして、
その勢いのまま、間合いまで飛行。そして天破活殺で攻撃。



こうなると、悟空も常に位置を変えねばならず、

両者我慢比べです。



天破活殺は複数の部位を同時に攻撃できるようなので、

当たりさえすれば、少ない攻撃で致命傷を負わせることができます。


そして、 もしかすると、ケンシロウは水影心で、「カメハメ波」さえも、

自分のモノとしてしまうかもしれません。



しかし、悟空も一旦放ったカメハメ波を遠隔コントロールできるので、

息詰まった戦いが期待できます。


しかし、ケンシロウも「水影心」で、コピーカメハメ波を遠隔で・・・



「水影心」が完璧に機能すると仮定すると、

もはや、ケンシロウは、どんな相手とでも絶対に少なくとも対等に戦えることになります。

なので、ここでは、コピーできたとしても、本家の７０％と考えます。





ケンシロウが無想転生を駆使し、７０％飛行能力と７０％カメハメを駆使しても、

おおまかな構図は変わらず、我慢比べであることは変わりないと思います。





見た目は派手だが、実際は硬直状態を打破するには、

悟空がセルに使った技で、

カメハメ波の発射体勢のまま瞬間移動し、

敵の前にいきなり現れてカメハメ波を放つ戦法があります。



ケンシロウが、いきなり目の前に現れた悟空に反応できなければ、

カメハメ波をもろに受けて、悟空勝利。



もし、ケンシロウが反応できたとして、

この時点で、ケンシロウが悟空の正確な経絡秘孔を把握していたなら

（もしくは、元からサイヤ人と地球人の経絡秘孔が同じなら）

カメハメ波の至近距離からの攻撃と、必殺の秘孔突きの相打ちで、

ケンシロウがKOされた後、悟空もダウン。


もしくは、ケンシロウが無想転生で、カメハメ波をかわし、

カメハメ波を打った直後の悟空に必殺の秘孔突きでケンシロウ勝利。



ケンシロウがまだ悟空の経絡秘孔の位置がつかめていなければ、

カメハメ波と秘孔突きの相打ちになるも、秘孔攻撃は有効打にならず、

悟空勝利。



しかし、ケンシロウはラオウとの戦いで、両者攻撃しあっているのに、

無想転生を使ったので、

相打ちでもカメハメ波を通過（もしくは無力化）できるかもしれない。



色々な展開のバージョンが考えられますが、



でも、しかし、「勝ち」を急ぎさえしなければ、

悟空は空中で距離を保ったままの連続カメハメ波攻撃で、

ケンシロウのダメージを蓄積させれば、

悟空、絶対の有利。



空中戦では、悟空が有利か。










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