危機回避能力・比較

孫悟空　対　ケンシロウ

（亀仙流　対　北斗神拳）

絶対的な危機を回避する手段として、

悟空は「瞬間移動能力」、

ケンシロウは奥義「無想転生」があります。



どちらも、一瞬にして、移動してしまう能力です。


悟空の「瞬間移動」は、

最初の内、額に指を当てて精神集中して瞬間移動していましたが、

徐々に、予備動作なしで行えるようになったようです。


移動するには、移動先の人を思い浮かべることが前提で、

後に進化？して、人でなくても「気」を発するモノがあれば大丈夫になったようです。


しかし、予備動作なしとは言え、

上記のような条件が存在する為に、「意識的」にしか行えないようです。

なので、他の事に集中できない激しい肉弾打撃戦の最中に「一瞬だけ消える」という使い方は出てきません。





一方、ケンシロウの奥義「無想転生」では、

そのネーミングの通り、意識せずに行えるようです。

絶対の攻撃を、まるで瞬間移動したかの如く、避けてしまう技です。

もはや、意識を超えた次元で、

無意識とかその辺のレベルで繰り出される技のような気がします。

なので、激しい肉弾打撃戦の最中でも繰り出されます。



最終ラオウ戦の時は、両者共に「無想転生」をマスター？していたので、

互いが互いの体を浸透？通過してしまいます。


この現象を見ると、もはや、どのような手段を用いても、

ケンシロウにとどめをさすのは不可能ではないか？と思わせます。




しかし、無意識で行われようと、それは神経伝達が元となって繰り出される技である。

と考えられます。


すると、意識下で行われる動体視力、反射神経は、悟空が優位にあるので、

つまり、神経伝達速度そのものは悟空優位であるので、


意識を通して判断しなければならないが、神経伝達速はそのものは速い「瞬間移動」か、

意識を通り越して、無意識だけで遂行できる「無想転生」か、

という問題になると思います。



でも、やっぱり、ラオウとの肉体交差？を見ると、
物理的動きではなく、もはや、スピードとか、そんな事象に関係なく、
敵の攻撃を「肉体が物理的に透明になった」かのように通過させてしまう技に見えます。


しかし、

「無想転生」はカイオウによって破られます。

カイオウは、魔闘気の流れ（「暗琉天破」）中で、ケンシロウの「闘気」を読むことによって真の位置を見破られますが、

（「無想転生」の原理が変わってないか？？？）

これは「魔闘気」（＝「暗琉天破」）の中という特殊な状況でのできごとです。





「無想転生」やや有利か？




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